修理・9 オーストリッチ革製 ハンドバッグ オーストリッチ革製のハンドバッグ、内張交換の修理です。 内張は伸びや摩擦に強いナイロンを使用しました。 修理作業後の画像です。 合皮(塩化ビニール製)の裏地は経年劣化によるベタつき、剥離が多くありました。 また、接着剤の効きが無くなり裏地が本体より剥がれています。 婦人物のバッグに時折見られる縫わずに接着剤のみで製作する貼り仕立てのバッグです。 このタイプの修理では、革の痛みを見ながら慎重にミシン掛けを施す事が大事です。 (担当・笹)