修理・39 genten(ゲンテン)トートバッグ

修理前の画像です。

 

 

 

底角は擦れて、場所によっては穴が空いています。

 

 

 

入口両脇も同じく、擦れて穴が空いています。

 

 

 

修理出来上がりの画像です。
お客様と相談の上、底角と入口には、経年により色が濃く変化するタンニン鞣しの革を使うことになりました。
底角は左右2箇所に、当て革をします。

 

 

 

入口部分は革を内側に折り曲げてある為、一旦解体し、折り曲げ前の(平面)状態でテープ革を縫い付けました。その後持ち手を元通りに取り付けました。


 

 

 

修理出来上がりの全体画です。

このままコンビカラーでも違和感はありませんが、使い込むと補修革の色合いが深まり、より落ち着くと思います。
(担当・笹)