金具を介し二股に別れたショルダーベルトが両方とも芯材を残し伸び(重さ)に耐えられず破損しています。
ゴルフバッグでは結構多い修理で、明らかに素材(合皮)の引っ張り強度不足です。
ポケットのファスナーもスラス(開閉金具)が脱線しています。
修理出来上がりの画像です。
似寄りの色革でより丈夫なパーツを作り、取り付けました。
通常はファスナー全交換ですが、「2/3位が開閉可能なら、それでもいい」との事なので脱線部分に止め金具を付け、レール(エレメント)のほつれ部分は手縫いでまとめました。
この方法だとファスナー全交換に比べ安価で済みます。